ドラマ「パリピ孔明」劉備役でディーン・フジオカが出演、全編中国語セリフに挑戦

ディーン・フジオカ扮する劉備。(c)フジテレビ

四葉夕卜小川亮原作によるTVドラマ「パリピ孔明」に、ディーン・フジオカが劉備役で出演する。

フジテレビ系の「新水10ドラマ」枠で、9月27日に放送開始されるドラマ「パリピ孔明」。ディーンが演じるのは天才軍師・諸葛孔明が仕えた蜀(蜀漢)の皇帝で、向井理演じる諸葛孔明にとってかけがえのない主君だ。ディーンは同作で全編中国語セリフに挑戦するほかナレーションも担当。「いわゆる時代劇風の普段使わないような慣れない言い回しが多かったので、なかなかのムチャブリでした(笑)」「個性的なキャスト・スタッフが渋江監督のもとに集結し、どんな世界を魅せるのか?この秋の放送を楽しみに待っていて下さい!」とメッセージを寄せた。

さらに特報映像で本編映像が初公開に。現代に転生した孔明が不可解な表情で周囲を見渡しながらも、上白石萌歌演じる英子と対面するシーンや、孔明が星形サングラスを着用しド派手なバイクに乗って登場する姿なども捉えられた。

ディーン・フジオカ(劉備役)コメント

出演を受けて

子どもの頃から三国志が大好きで、最初の出会いが横山光輝作品だった自分にとって、三国志と言えば劉備。今回、まさにその劉備を演じる機会を頂き、非常に光栄でした。また、本作のプロデューサーの八尾さんとは、過去の出演映画作品ではもちろん、音楽キャリアにおいても、楽曲『Echo』のMV制作など、重要なタイミングでご一緒しているので、今回も必ずや記憶に残るプロジェクトになるという確信とともに出演させて頂きました。

台本を読んだ感想

台本を読み進めて、なんてぶっ飛んだ作品なんだと思いました(笑)。想像していた三国志作品とは全然違うお話でしたが、コメディーの中にも個性的なキャラクターたちが存在し、それぞれの生き様が表現されていて、胸にグッとくる場面がありました。また、音楽をなりわいとしている身としても非常に興味深いストーリーでした。

自身の役どころについて

劉備は現代に転生した孔明の生き方にも強く影響を与える“圧倒的リーダー”の風格を持つ人物です。その風格を出すために、どんな表現で、どんなしぐさをすれば良いのか、渋江(修平)監督の演出指示をもとに演じさせて頂きました。個人的には、これまで世に出ている、数ある三国志の実写作品の中で、高希希(ガオ・シーシー)監督の『新三国 Three Kingdoms』から多大な影響を受けてきたので、今回の劉備像を思い描く上でも、事前に参考にさせて頂きました。

全編中国語セリフとナレーションを務めて

全編中国語での演技とナレーションを担当させて頂きましたが、いわゆる時代劇風の普段使わないような慣れない言い回しが多かったので、なかなかのムチャブリでした(笑)。準備には苦労しましたが、この作品の魅力をさらに底上げできることを願って、現場ではリラックスした雰囲気の中で挑戦させて頂きました。

視聴者へのメッセージ

壮大なスケールで描かれているこの作品。原作ファンの方はもちろんのこと、原作を知らないがもともと三国志ファンの方、果ては三国志自体を全く知らない方にも是非見て頂きたい作品です。特に、中華圏の視聴者には新感覚で楽しんでもらえる作品ではないかな、と思います。個性的なキャスト・スタッフが渋江監督のもとに集結し、どんな世界を魅せるのか?この秋の放送を楽しみに待っていて下さい!

ドラマ「パリピ孔明」

フジテレビ系:2023年9月27日(水)より毎週水曜日22:00~22:54(初回15分拡大)

スタッフ

原作:『パリピ孔明』四葉夕ト(原作)、小川亮(漫画)(講談社『ヤングマガジン』連載)
脚本:根本ノンジ
企画:高木由佳(フジテレビ)
プロデューサー:八尾香澄
演出:渋江修平 ほか
制作協力:C&Iエンタテインメント
制作著作:フジテレビ

キャスト

諸葛孔明:向井理
月見英子:上白石萌歌
ミア西表:菅原小春
KABE太人:宮世琉弥
久遠七海:八木莉可子
前園ケイジ:関口メンディー
小林:森山未來
劉備:ディーン・フジオカ

※高木由佳の高ははしごだかが正式表記。